何が溜まってしまっていたのか、書き出してみることにした

 彼らのことが大好きで、それはずっと変わらなくて、これからも応援させてもらいたいと思ってる事を念頭に心を整理するために自分の言葉で綴ってみようと思う。

 コロナ禍で思うように活動ができず、コンサートができず、そんな彼らを応援しているということはわかっていたのにやっぱり苦しいと感じてしまっていたことが少しずつ溜まっていた。

 2021年7月28日、きっとこの日から少しずつ寂しさを覚えてしまっていたんだと思う。

 彼らの夏のコンサートが決まり、日程が発表された。彼らはすでにとても人気で、きっとデビューはこのコンサートだと、この年でして欲しいと思っていた。それは変わらない。だけど日程と会場を見て、自分の中でわかってしまった。「ああ、7月28日、この日がデビューになるんだろうな。会場は横アリ、そうか、、、、。」

 関西を拠点に、大切にしてきてくれた彼らだからこそ、きっと発表も関西でしてくれるものだと、そう勝手に思っていた。だからこそ日程発表でとてつもなく落ち込んだ自分がいた。勝手に期待してしまっていた。

 

 コンサートの概要が発表され、MC企画の配信も決まった。「そうだよな、、、、。」また一つ、勝手に落ち込んだ自分がいた。

 迎えた7月28日、やっぱりそうだった。寂しさを覚えた。「なんで、、、彼らがデビューするのはすごく嬉しい。なのになんで素直に喜べない気持ちが少しでもあるんだろう。100%で喜びたいのに喜べない自分が辛い。」

 

 それでも着々と日は進み、少しずつ受け入れられてきた自分がいた。デビュー曲を聴いた時、「この曲を私たちが広めるんだ。彼らを人気に、そして多くの人に知ってもらうんだ。」と元気と共に活力が出た。幸せだった。

 迎えたデビュー日、11月12日。楽しいお祝いの日のはずなのに、また少し落ち込んだ自分がいた。「そうか、飛行機ですぐに関西から関東に行くんだ。」まだ受け入れられない自分がいた。1日中関西に居てくれるかもしれないと期待していた。そんなはずないのに。

 12月、ドームに出るとの情報が来た。また少し落ち込んだ。「彼らがデビューしてはじめての曲を、はじめて生で聴くのは彼らだけのファンクラブに入っている人間だけではないのだ、、、。」だけど楽しそうに、嬉しそうにコンサートをする彼らを見て、こんなことを考える自分に苦しくなった。「ごめん、、、、。」

 4月、2枚目のシングルが出た。「またか、、、彼らの初披露を見るのは彼らだけのファンクラブに入っている人間ではない。なんで自分は心が狭いんだろう。きっと2枚目が出るまでにはコンサートで披露してくれると思っていたのに。」

 彼らのコンサートは夏、それはきっと変わらないんだろうと思っていた。だからこそずっと待っていた。やっときた。やっと彼らのパフォーマンスが見れる。生で見れる。曲が聴ける。

 

 楽しいはずなのに、楽しめるはずなのに。全てがあのウイルスのせいで壊れていく。わかっている。誰も悪くないのだと。明日は我が身なのだと。それでも行き当たりのない苦しさを吐き出さないと辛い。誰に、どこに向かって吐けばいいのか。行き先がない苦しさ。

 きっとこの世の中の全員が行き場のない苦しさを抱えている。待っても待ってもできない辛さ。

 

 少しでも自分が楽になるため、それだけのために文字をここにしたためた。それでないとどこかで大きく爆発してしまいそうだった。少しスッキリした。

 自分が楽しく応援するために、そのためだけに文字を連ねた。やっぱり苦しい思いはあるけれど、それでも少し前向きになれそうだ。

 おやすみ。